メキシコ文化にふれる             2009.03.28
   (サン・ルイス・ポトシ州の州都)      
   工藤 眞也

 2000年から2年間、メキシコ国サン・ルイス・ポトシ州の州都サン・ルイス・ポトシ市にて、環境改善業務で派遣された。2年間という長期の海外滞在であったことにより、短期の滞在では気がつかず見逃してしまうような些細なことも、私にとっては鮮明なカルチャーショックとして心に刻みこむ結果となった。
世界を揺るがした“911”は、正にメキシコ滞在中に出くわした大事件であり、メキシコ体験と切り離せない“ショック”であったが、早いもので8年を経ていることを考えると、私の見た当時のメキシコの状況も変わっている可能性もある。その辺も加味して読んで頂きたい。
限られた紙面では、詳細に全てを書き綴ることは出来ない上、主だったところを掻い摘んで書き記し、思いつくままに書き並べたことをお許し願いたい。

目次(詳細内容は下記をクリックしてください)
(1) はじめて出会ったメキシコ人。
(2) 思いがけない温泉施設との出会い。
(3) 日本人に理解のできない時間の感覚。
(4) 大型店舗と青空市の違いをみる。
(5) 飲料水の問題点。
(6) 都市と田舎の上水施設の比較。
(7) 日常の生活に防犯の意識。
(8) 一日の中に四季を感じる気候。
(9) 交通事情あれこれ。
(10)メキシコ国における下水処理プラントの施工支援

セマナ・サンタ祭 民族舞踊